ものづくりマイスター制度

ものづくりマイスター制度

高度な技能をもった「ものづくりマイスター」が中小企業や学校等において、広く若年技能者への実技指導やものづくりの魅力発信等を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。平成25年度に厚生労働省によって創設されました。また、情報技術関連の優れた技能を持つ技能者「ITマスター」を学校等へ派遣する取組も行われることになりました。

ものづくりマイスターとは

高度な技能を持つものづくりマイスターとは、対象となる建設業並びに製造業のうち111職種(別表1)において、次の認定基準により認定された方です。

◇認定基準の概要(次の1~3すべてに該当する方)

1、特級・一級・単一等級の技能士、技能五輪全国大会等の成績優秀者(銅賞までの入賞)(いずれか)
2、15年以上の実務経験を有する方
3、技能継承や後継者育成に意欲を持って活動する意志・能力を有する方

ものづくりマイスターに認定された方には、中小企業等や小中学校・高等学校において、実技指導やものづくりの魅力を伝える技能実演・講話などを行っていただいています。

◇ITマスターの派遣

ITリテラシーの強化や、将来のIT人材育成に向けて、小学生から高校生にかけて段階的に情報技術に関する興味を喚起するとともに、情報技術を使いこなす職業能力を付与するため、情報技術関連の優れた技能を持つ技能者を「ITマスター」として派遣し、5職種(別表2)を対象に講習などを実施します。

【別表1】ものづくりマイスター認定対象職種(111職種)

*着色は佐賀県認定の職種(人数)

造園 15

さく井 

金属溶解

 鋳造 8

鍛造

金属熱処理 1 

粉末冶金 

機械加工 25

放電加工 1

 金型製作

金属プレス加工 3

鉄工 2 

建築板金 2 

工場板金 1

 めっき 1

アルミニウム陽極酸化処理 

溶射

金属ばね製造

ロープ加工 

仕上げ 7

切削工具研削

機械検査 1

ダイカスト

機械保全 2 

電子回路接続 3

電子機器組立て 5 

電気機器組立て 7 

 半導体製品製造

プリント配線板製造 

自動販売機調整

産業車両整備 

 鉄道車両製造・整備 

光学機器製造 

複写機組立て

内燃機関組立て

空気圧装置組立て    

油圧装置調整

縫製機械整備

建設機械整備

農業機械整備 6

冷凍空気調和機器施工  

染色

ニット製品製造 

婦人子供服製造 2 

紳士服製造

和裁 8   

寝具製作

帆布製品製造

布はく縫製

 機械木工

木型製作   

家具製作 2

建具製作 3

紙器・段ボール箱製造

 製版

印刷   

製本

プラスチック成形 1

強化プラスチック成形

 陶磁器製造 19

石材施工 1 

パン製造 2 

菓子製造 4 

 製麺 10

ハム・ソーセージ・ベーコン製造

水産練り製品製造  

みそ製造

酒造

 情報配線施工 

建築大工 21

枠組壁建築 1  

かわらぶき 8

とび 5 

左官 4 

築炉

ブロック建築 

エーエルシーパネル施工 

 タイル張り 

畳製作 3

配管 5

厨房設備施工  

型枠施工11

鉄筋施工 18 

コンクリート圧送施工 

 防水施工 1

樹脂接着剤注入施工 2  

内装仕上げ施工 9

熱絶縁施工

カーテンウォール施工 1 

 サッシ施工

自動ドア施工   

バルコニー施工 

ガラス施工 7

ウェルポイント施工

テクニカル・イラストレーション 1

機械・プラント製図 4 

 電気製図 5

 金属材料試験 1

貴金属装身具製作 

印章彫刻 4

表装 4 

 塗装 11 

路面標示施工

広告美術仕上げ 1 

義肢・装具製作

メカトロニクス  

電気溶接 7

電工 1 

自動車工

 車体塗装

時計修理  

 

 

 

 

 

【別表2】ITマスター認定対象職種(5職種)

*着色は佐賀県認定の職種(人数)

ウェブデザイン 3  ITネットワークシステム管理 4 グラフィックデザイン オフィスソフトウェア・ソリューション 7  ロボットソフト組込1

 ※別表1・2は、令和2年6月現在

申請手続き(認定の流れ)

ものづくりマイスターの申請から認定・登録までの手続きについては、次の図のとおりです。(ITマスターも同様)。ご不明な点がありましたら、遠慮なく技能振興コーナーまでお問合せください。

(1)マイスターの堀り起こし

本県において、平成31年3月現在で認定されているものづくりマイスターは、111職種のうち50職種232名となっています。ものづくり産業の発展を支えていく若年技能者の技能向上のためには、これまで認定された職種に加え、他の職種、特に、企業・団体や職業系高校等から実技指導の要望のある、或いは要望が見込まれる職種についても、ものづくりマイスターの掘り起しを進めていきます。

認定の対象となっている製造業及び建設業に該当する企業におかれましては、ものづくりマイスターの要件に該当される技能者の掘り起こしについて、ぜひともご協力をお願いします。

(2)マイスターの認定申請

ものづくりマイスターの要件に該当する技能者は、認定申請書に必要事項を記入し、佐賀県技能振興コーナーに提出してください。

★認定申請の要領や申請書の様式や記入例等は下記の厚生労働省ものづくりマイスターデータベースサイトからダウンロードできます。

厚生労働省ものづくりマイスターデータベース:ものづくりマイスター募集中
厚生労働省ものづくりマイスターデータベース:ITマスター募集中
厚生労働省ものづくりマイスターデータベース:テックマイスター募集中
 

(3)マイスター認定申請の取次ぎ

佐賀県技能振興コーナーでは、提出された認定申請書の記載内容や、1級技能検定合格証書や職業訓練指導員免許証の写しなど必要とされる添付書類を確認後、中央技能振興センター(中央職業能力開発協会)に送付します。

(4)認定結果通知

中央技能振興センターは、提出された認定申請書及び添付書類を確認後、ものづくりマイスター認定委員会に諮り、同委員会では申請書類の審査後、認定の可否を決定し、佐賀県技能振興コーナーに通知します。

(5)認定結果通知、認定証交付

ものづくりマイスター認定申請書を提出された技能者には、中央技能振興センターの審査結果を通知します。認定されたものづくりマイスターには、認定証が交付されます。認定証は佐賀県技能振興コーナーに送付され、同コーナーより認定証を本人に交付します。
中央技能振興センターでは、認定したものづくりマイスターを登録してデータベースを作成・公開しています。公開される個人情報は、氏名・性別、所属企業名及び所在地(市区町村まで)、技能に係る主な取得事項・免許等、得意とする指導内容等となっています。

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